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ほしとりあんぐる
2014/12/22 02:12  トラックバック(0)  コメント(0)
まずはお試し
2014/07/29 20:32  トラックバック(0)  コメント(0)
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2014/12/22 02:12 【紹介
ほしとりあんぐる

テーマを貰って書いたものです。
四苦八苦してようやく出来た記憶があります。

途中まで載せます。
結構長めなので、興味があればリンク先で

▽▲▽

「それじゃ、しばらく会えないけどがんばりなさいよ。」

 母はそう言うとタクシーのドアを閉めて行ってしまった。
 4月の頭、新学期という事もあり、新入生らしきまだ真新しい制服の人達が歩いている。
 高校生の初日の日なのだからどんな人達とクラスメイトになれるか、期待や不安があったりするのかもしれない。
 そんな事を考えていたのだが、自分も同じ状況なのだと気付いた。制服も新しいし…
 学年は違えども新しいクラスメイトとのファーストコンタクト。いや、ハードルの高さで言えばこちらの方が断然高い気もする。
 1年間も学校に通えば、嫌でも交友関係は築ける―。
 それが楽しいか辛いかは抜きにして…だ。
 実際1ヶ月前まで通っていた学校の友達は、私が引っ越す事を告げた時は驚いていたし、悲しんでもくれた。
 ちょっとした送別会的な催しも開いてくれたりした。いい人達だったなぁ…などと思い出に浸ってみる。

『転校生』それが今の私を表す言葉。

「とりあえず…職員室行かなきゃ…。お母さんもついて来てくれても良かったのに…」
 恨み節をブツブツと唱えつつも、その願いは叶わない事は知っていた。
 母は私を送ったその足で、そのまま海外へ行く予定だ。
 フライトの時間がギリギリだった為、せめて送り出すだけでも…とついて来てくれたのだ。
 そこは感謝しておかないとマズい気がする。
 理由は夫、私の父の転勤に付き合って日本を後にするという事だ。
 私にもついて来て欲しかったようだが、英語も喋れずにいきなり海外の学校に入るの怖いし…
 などいろいろな問題から父方の祖父、祖母の暮らす実家でお世話になる事になった。
 と言っても私が実家にお世話になるのは今回が初めてではなく、小学生時代までは父、母と一緒に実家暮らしをしていた。
 その為、気は楽であった。
 ただし、学校となるとそうもいかない。実家から一番近い、自分の学力に見合ったこの学校に入るために編入試験などもした。
 割と緊張していた記憶もあるなーなど思い出してみる。
「はぁー…」
 いつまでも現実逃避をしていても状況が好転するわけでもないし、他の学生の目が少し気になりだしたので重い足を進め、編入試験以来の職員室へ向かう事にした。

□□□

「転校生を紹介する!」
 教師の大きな声が私が立っている廊下まで響いている。教室の中では歓声らしきものが上がっているようだ。あまり期待しないで欲しいなぁ…
 体育教師らしくご多聞に漏れない大味な感じだな…など考えてつつ、先ほど「よろしく!」と言われ叩かれた左腕をさする。まだちょっと痛い。
「入ってきなさい!」
 呼ばれたのでドアを恐る恐る開ける。
「し…失礼しまぁーす。」
 担任が手招きをしているのでそこまで歩く、クラス中の視線が私に集まるのが分かる状況で下を向きながらやり過ごす事にした。
「じゃあ、自己紹介をして貰おうか!」
 そこで初めて顔を上げクラス全体を見回す。
 30~40人くらい居るんだなーとちょっと現実逃避。
「よ、吉田サキです!よろしくお願いします。」
 頭を勢いよく下げお辞儀をする。食い気味に…
 パラパラと拍手をくれたのがせめてもの救いか…

「あぁ?!」

 男子の大きな声が教室中に響く。私何かしたかな?…不安に思いながら顔を上げた。
「サキか?!ひさしぶりだな!」
 短髪をオレンジ色に染め、眉がほぼ無い見た目完全ヤンキーの男子生徒が何故か私の名前を知っている。
「え?、えーと…」
「ケイゴだよ!柳ケイゴ!小学校一緒だっただろ?」
「…ケイちゃん?」
 小学校の時のケイちゃんを記憶から呼び覚ましてみる…ジャ○アン系の活発な男の子だったが髪は黒かった気がする。
「おー!思い出したか!ユートも一緒だぜ!」
 勢い良く指さした先の男子に目をやると、黒髪のメガネ男子が無表情で右手を軽く上げた。
「ユウ君…」
「えー…感動の再会に水を差すようで申し訳ないが、ちゃっちゃと進めるぞ!吉田は柳の後ろの席に座るように!」
 名前順で並んでいる場合、私はほぼ最後尾になる。そしてその前がケイちゃんである事が多かった気がする。
「それでは!転入生の紹介も終わった事だし…皆はすぐに体育館へ向かう事!」
 そう告げると担任は教室を出て行き、それとほぼ同時に無言だったクラスに活気が戻った。
 そしてまたもご多分に漏れない質問攻め…しかし何故かほぼケイちゃんが答えていた。
 もちろん前の学校の話は私がしたけど、ほぼ出番はなし。
 ケイちゃんが話している間に教室を眺めていると、体育館に行くためにパラパラと人が廊下に出ているのが分かる。
 私も早く教室を出たいのだが、ケイちゃんが話を止めないため、タイミングを完全に失ってオロオロしている状態だ。
 その時ある事に気づく。何故かこちら睨んでいるギャルっぽい女の子と目があった。
 なんかマズい感じ…ただ彼女が目が悪いだけである事を祈ろう…
 そのうち私の焦りが気になったのか、質問攻めしている人達が気を遣ったのか、皆が廊下へ出て体育館へ進みだした。
 他のクラスも状況は同じ。
 全校生徒が流れを作り体育館へと集まっていった―。

□□□

 体育館では新1年生が緊張の面持ちで座っている後方に在校生が並ぶ。
 私のクラスは真ん中の方なのだが…
「しかし相変わらずだなーサキは!昔と何も変わってねーや!」
「ケイちゃん…声大きい…」
 この男子生徒は周りに気を遣うという事があまり頭にないらしく、司会の先生が式を進めている間でもお構いなしだった。
 そして当然視線も集まってくる。
「柳!」
「…へーい…」
 ようやく気付いたらしい担任の遅すぎる注意によって、ケイちゃんから解放された。
 が、思いの他目立ってしまったようだ…教室で睨まれたギャルからまたキツイ視線を感じる。
 勘弁してよ…
 あまりそちらを見ないようにしながら、壇上の校長先生らしき人の長い演説を聞き流す作業に入っていった―。

□□□

「ふー…終わった…」
 思いがけず言葉が口からこぼれる。転校初日の緊張感は大分、和らいだ。
 思いがけない友達との再会と、今後に引きずりそうな問題がざわついた教室に溶けていく。
「はい!みんな静かに!」
 教壇に立つ担任の大声で、ゆるかった教室の空気がガラリと変わる。
「2年になって新しい仲間も増えた!久々に顔を合わせる者も多いだろうが、後にしろ!決めることは決めていくぞ!
 …まずは学級委員だ!誰かやりたい者!もしくは推薦したい者は居るか?」
 痛いほどの静寂が教室を支配する。つい3分前までの雑然とした雰囲気はなく、ピリピリとした張りつめた空気が漂い始める。
 ある生徒は周りをキョロキョロと見回し、ある生徒は自分には関係ないと装うように机に視線を落としている。
 私の前の席のオレンジ髪の人は大きな伸びをしていた。
「誰か…居ないか?!」
 教壇に立つ担任は待つことが苦手らしい。先ほどより少し声が大きい、威嚇しているように見えなくもない状態だ。…こんな空気じゃ、迷っている人も委縮してしまうのでは…?
 そんな思いとは裏腹に、あっけないほど簡単に決着を迎える。
「はい」
 音のない教室に響く男子生徒の声。決して大きくはないがよく通る声だ。
「おお!五十嵐!やってくれるか!」
 五十嵐と呼ばれた生徒は無表情で頷く。ユウ君だ。
「ユートが委員長やるなら俺が副委員長やってもいいかなー」
 本気なのか冗談なのか、ケイちゃんはあくびをしながらそんなことを言い放った。
 
 …いや無いでしょ…教室の空気はこんな感じ。

「ケイゴは不真面目だからダメだ。全部俺にやらせる気だろ?居ないのと一緒。」
「なんだよーバレバレかよ」
 ぶすーっと頬を膨らませるケイちゃん。
 そのやり取りを見て教室に笑いが起き、重苦しい空気から解放され雰囲気も明るくなった。
「じゃあ!ここからの進行は五十嵐に任せるぞ!柳もホントに副委員長やりたいならやってもいいんだぞ?」
「遠慮しときまーす」
 また笑いが起こる。このクラスにおけるケイちゃんのポジションが分かった気がする…。
「では、ここからは僕が進行します。」
 担任からプリントとノートを受け取り、担任と入れ替わる。教卓に手を付き真っ直ぐ前を見ながらユウ君が喋り出す。
「副委員長になりたい人は居ますか?」
 担任が進行していた時と違い、教室の雰囲気は張りつめたものではない。
 ただ今回はすぐに手が上がる。
「はーい」
「はい成澤さん、立候補でいいのかな?」
 ナリサワと呼ばれた女子生徒が席を立つ、先ほど私を睨んでいたギャル風の子だ。
「違う違う!私が立候補じゃなくて推薦ね、吉田さんがやったらいいんじゃない?」
 何故か私の名前が呼ばれ絶句。
「学級委員の仕事ってー、皆と絡む事多いから、早く仲良くなれるんじゃないかなーって」
「ちょっ「おお!それはいい案だ!!…他に立候補者が居なければ、だが…」
 否定するタイミングを完全に奪われた。
 他の生徒も我関せずのスタンスを貫くことを決めたらしい。
 ケイちゃんに至っては窓から外を眺めていた。
「立候補者もいないようだし、吉田!やってくれるな?」
 逃げ場が完全に断たれた。ここで嫌です。と言おうものなら空気は確実に悪くなる。
 少なくとも、成澤さんからは嫌われるだろう…
 うだうだ考えて居ても仕方ない…
「…わかりました。」
 力なく返事をするしかなかった。
「それじゃ吉田さん、進行手伝って。」
「あ、はい」
 昔はサキって呼んでくれてたのに…などと考えながら教壇へ歩いていく。
 途中で成澤さんと目が合った。隣の女子と喋りながらも、目線はこちらから外す事なくニコニコしている。少し怖い…
「司会は僕がやるから、吉田さんは黒板にに役職と名前を書いてもらっていいかな?
 これが役職のリストね。」
「う、うん。」
 淡々と事務的に喋りかけられ言い返す元気もないので、渡されたプリントを受け取りそのまま従う事にした。
 ユウ君の進行は淀みなく進み、言われるがままクラスメイトの名前を黒板に書き込んでいく。
 …少しは名前と顔が一致しやすくなるかもしれない…
 ちらっと成澤さんの方を見ると、どこかを眺めている。視線を追うとケイちゃんを見ているようだった―。

 なるほど、そういう事か―。

 ケイちゃんと親しげに接したので敵意を持たれたみたい。誤解を解かないと今後苦労しそう…
 視線を移してみると先ほど成澤さんと話していた女子生徒に目をやる。
 ぼーっと成澤さんを眺めている。
「サキちゃん?」
「あ、はい!」
「保険委員、鈴木さんね。」
「あ、ごめん…」
 焦って黒板に書き込む。完全にボーっとしていた。
 その後は何事もなく委員決めは進み終了した。タイミングよくチャイムがなり、司会の補佐業務からもようやく解放された。
 
 あれ?そういえば名前…

□□□

 新しい学年の初日という事もあり授業はなく、真新しい教科書が配られたり、委員を決めたりすることで一日の行事が終了。
「…っ…かれたぁ…」
 かすれた声に重圧から解放された安堵と疲労感が滲み、力なく机に突っ伏す。
 ゆっくりと視線を上げると、そこにはケイちゃんの顔があった。ニヤニヤしながらこちらを見ている。すると、
「ヤナギー、ちょっといいかなー?」
 成澤さんだ、さっき喋ってた子も一緒だった。
「成澤に富田か…何か用?」
 トミタと呼ばれた女の子はほぼ無表情でケイちゃんを眺めている。
「ちょっと聞きたいことがあるんだけどー…」
 そう言いながら手招きをしている。誘われる形でケイちゃんが席を立ち、教室の後ろの方で話し始めた。
 ここからでは何を話しているかは聞き取る事が出来ない。が、成澤さんがケイちゃんにどういう感情を抱いているか検討が付くし、私に良い感情を抱いていないのも分かったので聞かない方がいい気がする。
 そういえばさっきユウ君に名前で呼ばれたな…。てっきり忘れられてたかと思ったけどそうではないらしい…。謎だ…。
「お疲れ様。」
「あ…」
 さっきまでケイちゃんが座っていた私の前の席にユウ君が座っていた。驚きのあまり思考がフリーズしてしまった。
「サキちゃん?」
「あ、名前で呼んでくれるんだ…」
 しまった!…フリーズした思考のせいで直前まで考えていた事が口から出てしまった…
「ん?あぁ…いきなり皆の前で名前呼び捨てだと嫌かなーって思って、あと…いきなりはちょっと恥ずかしかったし。」
「でも、すぐに名前で呼んでくれたよね?」
「あれは―…無意識だね。」
 言いながら苦笑するユウ君。その姿を見て安心した。ただ、頭の中が真っ白の為、話題が全然浮かばない…
「―…ねぇユウ君。成澤さん達とケイちゃんって仲いいの?」
「いや、よく知らない。仲のいい印象は無いね。」
「そうなんだ…そういえば、自己紹介とかしないのかな?」
「あぁ、サキちゃん以外は1年生から同じクラスだよ。だから先生は自己紹介省いたんじゃないかな?それか忘れてたか。」
「忘れてそうだなぁ…」
 あの担任なら忘れてしまっていると思えてしまうのが悲しい…。
「サキちゃんの住んでるところって、昔と同じ?」
「え?あーそうだよ。お爺ちゃんの家にお世話になるんだー。昔と同じだよ。」
「そっか。なら今日一緒に帰らない?俺、家変わってないし。」

「え?」

 突然過ぎて、また思考が止まる。ユウ君と一緒に帰れる!?ホントに!?
「もちろん、ケイゴも一緒だよ。」
「あー…」
 二人きりじゃないんだ。少しがっかり。
「いいよ!一緒に帰ろう。実を言うと車で送ってもらったから、帰り道に自信なかったんだ…」
「OK。決まりね。あ、先生来たみたいだ。」
「よーし!HR始めるぞー!お前等席に着け―。」
談笑していた生徒達が一斉に自分達の席に戻っていった。

□□□

「起立。礼。『ありがとうございましたー。』着席。」
 挨拶が済むと、バラバラと生徒が出ていく。その波には乗らず、HRの内容を思い出していた。
 ユウ君に会えたりケイちゃんが居たり、楽しくやって行けそうな学校生活の中、少し不安なあの二人の女子生徒。仲良くやって行きたいなぁ…
「成澤、富田、ちょっといいか?」
 目の前のケイちゃんが二人の近くに寄って行く。直前まであの二人の事を考えていた事もあり、目で追ってしまう。
「サキちゃん?帰ろうか。」
「わっ!…ユウ君。びっくりしたー。」
 HR前と同じようにいつの間にかケイちゃんの席に座っているユウ君。ちょっと微笑んでいるようにも見えなくもない…
「ケイゴー。一緒帰ろ。」
「あぁ?わりぃ今日はちょっと用事あってなー…先帰っててくれよ。」
「わかった。」
 ケイちゃんの名前が呼ばれてこっちに振り返った時に、それまで笑顔だった成澤さんの顔が急に不機嫌になったのを見逃さなかった。
 返事を終えあちらに振り向く時には、元の笑顔に戻っている。わかりやすい…人なのかな?…
 目線で追っているとケイちゃん達は教室を出て行ってしまった。
「…やっぱ仲いいのかな?」
「うーん、よく分かんない。まーそういう事らしいので帰ろう。」
「う、うん…」
 ケイちゃんの用事が何だとか、成澤さんの笑顔がどうとか、3人がどこに行ったかとかは今は関係ない。直近の問題は二人っきりで帰る事になってしまったという事だ。
 何話そう…と悶々としながら教室を後にした―。

ぴくしぶ
小説家になろう
TINAMI
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2014/07/29 20:32 【紹介
だいぶ前に書いたヤツです。
たしかテーマを貰って書いた物でした。
「夏」だった気がします。

初めて完結させた物で、至らない点も沢山あります。
が、このまま残して後で見返してみるのも楽しいのかもしれないなーとか思ってます。

ちょこっとあらすじ

夏休みになって久々に実家に帰ってきたコータ。
昔はこの場所に住んでいた。
思い出の中には楽しい事も悲しい事も両方ある。
目が覚めると家には誰も居ない。
とりあえず空腹を満たす物を求めて外出すると、
そこには知らない少女が一人。
その子はコータの事を知っているようだが…
本人にまったく覚えがない。

こんな感じで話が転がって行きます。

少しでも興味を持たれた方は読んでくださると嬉しいなー

サクラノサマー ぴくしぶ

さくらの夏 TINAMI

名前は違いますが同じ物です。
なんで名前変えたんだっけ?w

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プロフィール

えるむ

Author:えるむ
おつかれさまです。一杯いかが?
水ですけど……

水って美味しいですよね。
白いご飯と豆腐も好きです。
モチはあんまり得意じゃありません。

フリーのシナリオライター稼業やってます。
お仕事募集中です。
ジャンルは問いませぬ。
御用の際は下記アドレスまでお願いします。
emuromi3★yahoo.co.jp

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