わかりますん。 自由に好き勝手な感じで行きたいし生きたい 
2015/05/12 17:33 【短編
 即興小説トレーニングというサイトでお題を貰い書き上げた物です。

 制限時間は15分




―――――――――――
『黒いアレ』


 お腹が空いた為、家を出る。
 美味しそうな匂いに誘われ飛び出したは良いが……それは失敗だった。
 目の前には良く見かける人、こいつはいつもはほとんど動かないので、寝ていたのかもしれない。
 だが今、眼前に居るそいつは奇声を上げている。

 あ、危険――。

 生命の危機を感じ、一目散に逃走を図るが……。
 以外にもそいつは、奇声を上げるだけで、こちらに攻撃してくる事は無かった。
 ただ、こちらから一度も視線を逸らさずに、何かを探しているらしい。
 一度止まってその様子をチラっと見た後、大きな建物の影に滑り込む。
 建物の中は光が遮られ、暗闇が支配している。

 あ、危なかった……。

 最近越してきた自分の部屋に戻る。
 ここは日差しこそ良くないが、近くにいろいろ揃っている。
 その為、生活するには申し分ない環境だった。
 ただし、仲間内の噂では、家から出ていったきり帰って来ない者も居ると聞く。
 さっきの奴が原因と言う仲間も居た気がするが、間違いでは無いのかもしれない。
 この辺りには川は無いが、一度入ったら抜けれない沼もあると聞くし……。
 お腹は空いてはいるが、身の安全が一番だ。もう少し時間が経ってから出歩くか……。

 ブシイイイイイイイイ!!

 けたたましい音と共に外から、白い霧が流れ込んできた。
 周りを囲まれたが、視界を奪われただけだった。
 ふむ、異常はないのかもしれない。
 少し眠くなって来たので、お出かけはまた今度かな。
 今度出る時は、あいつに出会わないように祈らなきゃ……――。

―――――――――――


 お題は【どうあがいても虫】でした。
 15分で書いた初めての物になります。
 たまに書いているので、ぼちぼちと上げて行けたらいいですね。
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えるむ

Author:えるむ
おつかれさまです。一杯いかが?
水ですけど……

水って美味しいですよね。
白いご飯と豆腐も好きです。
モチはあんまり得意じゃありません。

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